こんにちは。2本の柱です。
結構前に自分が見た中で最も恐怖を感じたホラー映画ベスト5を紹介しました。
しかし、そこでは紹介できなかったけど、怖くて面白くて、みんな、特にホラー映画初心者の方々におすすめしたいくらい素敵なホラー映画ストックがまだまだ大量にあります。
なら書いちまえよ。。。
てことで”珠玉のホラー映画”シリーズとして毎回3作品ずつ、東西南北上下左右様々な映画を紹介していこうかなと思います！不定期更新！
第1回は「ゾンビ映画part1」
ホラー映画の中でもジャンルとして確固たる地位をもつゾンビ映画。正統、邪道、パロディ、コメディ、アニマル、津波、サファリパーク。。その種類は多岐にわたり、語っても語りつくせないほど奥深い。。。
今回は初回なので有名な作品多めにいたしますね。
早速行きましょ～～～～～
ゾ-１
閉鎖空間でのゾンビ事変をPOV方式で収めたゾンビ映画界のドン。
RECシリーズ（1,2）
（あらすじ）
消防局へ取材に訪れた地元の記者とカメラマンは、ちょうど入ったアパートの不審人物対応の出動へついていくことになった。アパートに到着すると住人が待機しており、話を聞くとある階の老婆の様子がおかしいのだという。
いざ老婆の部屋に行くと、明らかに正気ではない老婆の姿があり、話を聞こうと近づくと、なんと老婆は隊員に嚙みついてきたのだった。
アパート入口付近に退避した隊員たち。応援を呼ぼうとしたのだが、いつの間にかアパートは何やら大きな組織によって包囲され、入口は閉鎖されてしまっていた。。。
（コメント）
最も恐怖を感じたホラー映画ベスト5にてフォースカインドとRECどっちにしようかなと悩んだくらいに恐怖度の高い1作。この恐怖度はどこから生み出されているのか？
その答えに大きく寄与しているのが、手持ちカメラの映像を映画本編の映像として利用するPOV方式です。POV方式は映像にブレや乱れがあり慣れていないと少々見にくいというデメリットもありますが、臨場感を出すことに関しては圧倒的な才があります。昔の心霊系番組の映像がずっと続くようなイメージです。
さらにシチュエーションもよく、いざ出動してみたら明らかに異常→ゾンビ化と判明→住人が次々とゾンビ化→なのに厳重に閉鎖され逃げ場がない、これだけでも怖いのにマンションは電気を落とされていてどこからゾンビが現れるかわかりません。
こんなに素敵な設定の映画。ハラハラしないわけありません。めちゃくちゃ面白いし順当に怖いです。特に初見はまじで怖い。
ただRECシリーズには注意点がいくつかあります。まず1つ目、RECは元々スペインの映画なのですが、アメリカでのリメイク版、クアランティンバージョンが存在します。クアランティンバージョンpart1は原作に忠実でほとんど同じなのですが、やはりオリジナル版を見てほしいですね。あとクアランティンバージョンはオリジナルエピソードの2も存在しますが、こちらは駄作というわけではありませんが、好き勝手感が否めないので中おすすめくらいです。。
そして注意点2つ目、RECにはシリーズ途中で路線変更があるという点です。RECスペインオリジナル系統は今のところ第4部作構成となっていますが、なんとシリーズ3部作目で一番の売りであるPOV方式を放棄してしまいます。2作目までの唯一無二さが失われて一般のやや印象薄なゾンビ映画と成り下がってしまっちゃいますので、RECとして楽しめるのは2までということを覚えておいてください。。。
ただ2まではめちゃくちゃ見応え抜群なのでマジおすすめです！
（視聴媒体）2024/3月現在
NETFLIX→× 1作品もありません
UNEXT→○ シリーズ4作、クアランティンバージョン全部見れます
Prime Video→△ 作品自体はありますがレンタルの可能性あり
ゾ-２
愉快さならゾンビ界トップ。コメディ調で万人受け間違いなし。
ゾンビランドシリーズ
（あらすじ）
主人公コロンバスは、ゾンビ化した世界で「ルール」を作ることによって生き延びていた。有酸素運動、二度打ち、シートベルトは閉める、などなどゾンビ世界で生き抜くために必要な事項がまとめられている。
コロンバスがいつものようにルールを守って生き抜いていると豪快なおじさんタラハシーと出会い、さらに詐欺師姉妹のウィチタ、リトルロックと出会い、ひょんなことから行動を共にすることになる。
(コメント）
飽きない。面白い。クスッとできる。明るい。コメディに振り切っていてとても良い。しかもコメディ要素も質が高くてだれでも楽しく見られること間違いなしです。
とにかくキャラが良いですね。自分ルールで生き抜く理論型のコロンバスは頭脳派で冷静ながらも、ちょっと抜けていておバカなところもあり、私たちを笑わせてくれます。あと自分ルールがずるいですね。こんなの面白くしようと思えばいくらでも面白くできるもん。当たり前じゃん！と思うようなルールとか、そういうことね（笑）というルールもあれば、そんなんほぼ使わんやろみたいなルール、、どうがんばっても面白くなります。タラハシーもとても良い。コロンバスとは対照的で脳筋。なんでも力と暴力で解決してしまえ系。でもそんな漢なタラハシーにも可愛げがあって、、みたいな。ウィチタとリトルロックもとてもキャラが良い。あと個人的にダブルタップ（2作目）の名前は忘れましたが、ピンクバカ女性が一番好き。心の底から明るさとバカさがあふれています。ほんとにおもろい。
もう一度言います。ほんとにおもろい。
キャラたちの掛け合いだけ面白いです。ストーリーも一応ありますが、あってないようなものです。
ビルマーレイだけは覚えておいてね。
似たようなコメディゾンビ映画としてはスカウトゾンビワールドへようこそとかがありますね。こっちも良い。
（視聴媒体）2024/3月現在
NETFLIX→○
UNEXT→○
Prime video→△ あるっちゃあるけど媒体が違いそう？
ゾ-３
ゾンビ化した世界で静寂を強いられた人間たち。彼らは必死に生き抜いている。。。
飢えた侵略者
（あらすじ）
ゾンビによって崩壊してしまった世界。音に反応するゾンビから逃れるため、人類は静かに生きなくてはならなかった。。安全を求めて彷徨う人々が行き着く先とは。。。
（コメント）
マイナーよりの作品でありながら、個人的にかなりお気に入りの一作。
みなさん、ゾンビ映画といえば何を思い浮かべますか？
もちろん、ゾンビギャー！人間ギャー！銃火器ドドドド！ゾンビグワワワ！車ブロロロ！銃火器ジュドドド！、ですよね？？
しかし飢えた侵略者は違います。この作品は’’静か’’なんです。ゾンビ映画ですが、静かな雰囲気の中、自然風景や心情描写に重きが置かれているんです。だからこそ、数の暴力ではなく存在としてのゾンビへの恐怖や、崩壊した世界への絶望、消えた今までの生活への不満や軋轢、亡くした家族への悲哀、このような暗い感情や繊細な心理描写が際立っています。とても残酷です。しかし面白い。。
また飢えた侵略者のゾンビは信仰要素もあり、物を組み立てて大きなオブジェを作ります。これの見映えが非常によろしい。ススキ原に立つ奇妙なオブジェ。それに背を向ける数多のゾンビたち。どこか神秘的な一面も。
めためたに素敵な異色ゾンビ映画です。これはほんとに好き。
（視聴媒体）
NETFLIX独占配信です！
以上、珠玉のホラー映画紹介vol1でした！！
次回はいつになるか、テーマは何になるか分かりませんがよろしくお願いします。
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記事自体は一応ほぼ毎日更新なんで暇つぶしにどうぞ！ちなみにこちらも不定期でホラー映画クイズも更新しています。しばらく休んでいますが、近々再開する予定です。
