※注意⚠️
この記事にはややスピリチュアルで危ない内容が含まれています！
こんにちは2本の柱です。
2、3日ぶりにポスト開けてみたら某幸せになりたいね科学教団（ニュアンスです）の広告というか、情報誌？？が入っていました。まあいうなればの科学雑誌ですね。しかも2、3枚くらい。あやまん監督似のあの政党のあの女性の政治チラシも入ってましたよ～。うん、香ばしい。
やっぱり似てる、、、
てかさ、結構ヘラヘラした書き出しになっちゃってますけど、これ絶対住所漏れてるよね？？
そうだよね？？？
てかどこから漏れた？？
エロサイト経由か？？
は！？！？！ まさか⁉️⁉️
これは総裁様の秘儀によって俺の住所が特定されてしまったということ！？！？
お前は神の遣いだってこと！？！？え！？！？
これは入信待ったなし。お母さん、俺、神になってくるわ。
こんな茶番置いときましょうね。
こんな雑誌が届いてなんですが、俺、宗教は全部空虚で嘘だし現実逃避だと思ってるから全くもって興味ないんですわ。
スピリチュアル的なものは科学的な余地がまだあるから全否定というわけではないけど、宗教は流石に嘘。
宗教は小説みたいなもんだと思ってます。ラノベの上位互換。その時代のこんなのあったら良いなが、ほんとにあったんです、みたいな形に化けただけ。
神を信じるなとは言いませんが、信仰と現実を区別して、分別のある付き合い方をしていくのが大事だと思いますね。
まあまあこんな意見はさておき、意外とこの本には興味があります。どんなストーリで、どんな教えで、どんな誘導をするのか。こんなに人を集めているのですから、それだけ練られた戦略があるはず。ビジネスに繋がるものがありますよね。
さて早速ご拝読と。
まず最初のページ。ファーストインプレッションは「日本の美徳のルーツとは？日本の悪徳の正体とは？」だそうです。
内容を簡単にまとめると、日本人の国民性である、真面目、礼儀正しい、比較的穏和、流されやすい、これらを美徳と悪徳と定義、分類しています。そしてそのルーツは、生まれながらにして与えられる、みたいな印象を与えているようです。
後半怪しいですね。結局宗教とかって印象、心象、雰囲気ですからね、具体性を出さないんです。具体性がないからその人の捉え方、イメージで話が進んでしまいます。
多分これも信仰への布石だと思いますが、まだ許容レベル。
そして、ここで某(亡)総裁の紹介。
東大法学部卒らしいです。宗教的な秘儀で、神の目からみた国の歴史や文化の霊的背景を明かしているそうですよ〜。
はい、ダウト。
東大法学部に行けるほど賢い頭脳をもつ人間がこれを本気でやっているわけありません。
ましてやこのような大きな組織のトップに居座っているのですから、自身の俯瞰ができていないわけない。怪しいことをやっている自分をわかっていながらやっているのは明白。
恐らく、元々そういうことに興味があったっていうのはあり得るかもしれませんが、某安倍協会や、某まちゃみ学会などを調べヒントにして、信仰心と金を掛け合わせた宗教事にビジネス性を感じて創設したのでしょう。
次のページです。「日本の美徳のルーツは’’何とか祖神’’」だそうです。（罰当たりそうなので伏せますね）
なんと、神武天皇以前、30000年前にこの何とか祖神が富士山の麓に築いた王朝が今の日本のルーツだそうですよ。。しかもアンドロメダ銀河から船団を率いてきた神だそうです。そしてその人の教えの名残が今の日本の美徳だって。身長は25mもあるらしいです。デカい。
はい、ダウト。
まあ3万年前ってのを出されたら検証の仕様がありませんから、そこは置いときますが、ただ3万年と言ってしまったことによる問題がありますね。現代ですら数百年前のことがまともにわからないのに、今より脳が発達しておらず記録媒体もなく口頭の伝承だけでどうやって2万年も教えが保存されるのか。少し無理がありそうです。
あと何とか祖神の設定、やり過ぎじゃない？？これ普通の人なら噓やんとなりますよ。多分総裁自身もこりゃやりすぎたか？って思ってますよ。
でも多分これがミソ。これは恐らく淘汰。ここで引き返す人はまともです。ここから教団に入って、教団の資金源になる可能性は薄いです。だからあえて、この関門を用意し、こんな突拍子のない大噓ですら信じてくれる、騙しポテンシャルの高い顧客を選んでるのではないのでしょうか。
そしてなんとこのページにはこんなことも。
「インド、中国の文化の発祥は日本！？」
例の王朝が富士山噴火で全国に散ったそうなのですが、これにより、日本発祥の文化がインド中国伝わった。だから、稲作や金属武器は朝鮮から伝わったのではなく、日本→朝鮮→日本と逆流したのが真実だそうです。
おいおいおいお、これはいけませんよ。歴史の改変じゃん。そんなわけないのに。日本は古代文明を養えるほどの良い立地ではありません。今も昔も。
信仰心と愛国心をリンクさせたいのはわかりますが、これはやりすぎ。インド中国に対して失礼。
文化の窃盗犯ですよ。
さて、次のページ。
「日本の悪徳＝妖怪性」だって。なにこれ。
まとめると、ガチ版妖怪ウォッチって感じでしたね。
普段私たちの周りにいる、なんでこんなことできるかね？？みたいな人、相手の気持ちを考えたことある？？みたいな人、などなど利己的かつ自己中心的で害悪な人物には妖怪が宿っているという設定を付与しています。
多分真面目な人、正義感の強い(盲目になりやすそうだもんね)がターゲットなんでしょうね。こういう悪に敏感な人が一旦妖怪を信じてしまったらもう止まりません。周りの悪人を祓うために金を出し、自身が妖怪にならないように金をだすでしょうね。(←これがポイント)
書いてあることは道徳の教科書という感じですが、妖怪というフィクション性を帯させているのが厄介。妖怪以外、書いてある内容や例は現実的で正しい=じゃあ妖怪もいるんだ＝総裁は全知全能、という認知を狙っているんでしょうね。恐ろしや〜。
そして次のページ。
このページで「悪徳」は、現代日本が無宗教国家(最近は怪しいですが)で、宗教という精神の柱がないから伝播していると結論づけています。
しかも古来宗教＝妖怪の温床として、新生宗教への転換を呼びかけています。(←口実だね)
そしてさらになんとさっきの何とか祖神、そして三大宗教などの最高神は全て同一人物で、真の名は何とかカンターレというらしいです。
もうやりたい放題ですね。これ三大宗教側から怒られてないんですか？他の宗教の神にまでごちゃごちゃ設定つけるなんて傲慢甚だしい。こいつの言うとこの悪徳じゃん。
それにカンターレってなに？
のだめカンタービレ的な？？ピアノ関係の人？？
それに至高神て。もうラノベじゃん。
まことの名はカンターレ、、、、→激アツ展開きたー！じゃないんですよ。
最後に入会ハガキあっておしまい。
あと意外にもリーズナブルな宗教本の宣伝。
そこにこんなコメントが。
「妖怪は正義や悪を決めつけられるのを嫌う。」とあり、これは自分にも当てはまる妖怪性だと思いました。
かわいそうに。ループにはまっています。まわりのまともな人が、その宗教やばいからやめたほうがいいよと言っても、本人たちの中では、「悪と決めつけられた＝妖怪だ！」と処理されてしまいます。もう抜け出せません。
読破して思いましたが、本当に小説みたい。嘘すぎる。事実というなら証拠を出せ、論文を出せ、あぐらで空飛んでみろよ！！ですよ。
でもこれを信じてしまう人もいるわけですよね。
なんだかなー、、、悲しい。どうにもしてあげられないことが悲しいです。
不幸が続いて思考力が落ちている時に捕まっちゃったんでしょうね。。
不幸から救ってあげられる方法は他にもたくさんあるのに、そのきっかけを宗教事に取られてしまったのが可哀想でならない。
あと話は信じてないけど信仰はしてるって人も少なからずいるのかなと思いました。。
人間拠り所がないとやっていけないことがありますからね。。
あとただのバカも一定数いる気がします。。
この本の情報から私が推測するに、ハッピーサイエンスさんの経営戦略としては、ファンタジー要素である程度ターゲット顧客層を絞りつつ、相手の愛国心、正義感を利用した「妖怪」や「妖怪性」という概念をを生み出し、植え付けることで相手をうまくループにはめる、というものでしょうか。
ここで疑問となるのは、総裁の存在意義。総裁の役割は顧客の獲得と維持だと思いましたね。ただでさえ信じやすいタイプの信者たちですので、神の代弁者としてわかりやすいパフォーマンスをすればさらに信仰心をつかめるという原理ですね。いわばマスコット。タチの悪い霊感商法ですよ。
以上今日の記事は終わり。
あーなんか危ない内容だ。危険。でも具体的な名前を一個も出していないのでセーフ。白を切れば良いので。
まあ表現の自由、1個人の意見とでも思ってください。
今上げるか上げないか迷ってるので上がったら、上げたんだ〜と思ってください。
多分あげるとしたら記事の題名変えてるのでオリジナル題名載せときますね。
↓
「とある宗教家の本がやたらと家に届くようになってしまったので意を決して拝読させていただく運びとなりました。てかこれ絶対住所漏れてるよね？畏怖の念。これも総裁の力なのか、はたまた電子のイタズラか。アーメン。」
昨日の怪しい記事（上）と通常の怪しくない記事（下）です
