※春香クリスティーンは北欧出身ではありません
こんばんみ~~。2本の柱です。
院試期間中に何のリアクションもなく消費していった
ラー映画たちを紹介させていただくこの企画。前回はこちら。
院試期間とか言いながら院試が開けて早2ヶ月が経とうとしていますね。もう映画の記憶もあやふやで、大まかなストーリーや内容は覚えていますが、細かい設定とかキャラの名前は調べながら書いています。。
しかしこのように映画紹介をかくと映画の内容を忘れにくくなるのでとても良い習慣だなと思いながら最近は書かせていただいております。
さて本題。
結構たくさんのホラー映画をみたのですが、すんごい面白いものからちょい微妙なものまで色々ありました。
そこで数回にわたって院試期間に見た映画の感想を述べようではないかと。そして親切ながらどのくらいおすすめなのかを5点満点で評価!
さくさく行きたい意思が強いのであらすじは短くまとめてます。
ちなみに微ネタバレ含です。
ぜひ最後までお読みになられてみてね!!
~ラインナップ~
清水祟久々の渾身Jホラー:ミンナノウタシリーズ
男女共同参画アクションホラー:KRISTYクリスティ
優等生虫ホラー:ミミック
北欧とアジアの融合不穏ホラー:noceboノセボ
↓レッツゴー!
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ミンナノウタシリーズ
おすすめ度:ミンナノウタ 3.5/5ーーーあのコはだぁれ? 1.5/5
ミンナノウタはプライムビデオでみました。あのコは劇場版です。
(あらすじと感想戦)
ミンナノウタは「カセットテープに録音されたミンナノウタを聴いてしまうと呪われてしまう」という呪怨やリングが連想されるような古き良きジャパニーズホラーみが深い設定となっております。このミンナノウタを軸にホラー演出やウタの作者についてのストーリーなどが展開されていきます。。。
ミンナノウタ、意外にも良い作品でした。どうやったら怖くなるんだっけ?昔はどうやって良いホラー作ってたんだっけ?と、ホラーイップス気味だった近年の清水崇さんの監督だったのですが、演出面はかなり良く、そして高谷さなのストーリーに関してはとても不気味で素敵ングでした 。最後にもうひと山あれば完璧だったというところです。呪怨など過去作と比べるとやはり勢いはないものの、近年倦怠しているJホラーに一石を投じる作品になっていたと思います!
ただ物申したいこともあります。見た人のほとんどが感じたことだと思うんで私が代弁しときますね。ええ。任せてください。
エグザイルに忖度しすぎじゃないですか??
どのシーンにもエグザイルがチラついて割とうざったいです。白濱亜嵐とかはよく見るっちゃ見るし良いですが他の一般メンバーが不慣れそうな演技とかかましているのをみると気持ちよく見れるものも見れません。また劇中に白濱亜嵐のソロ曲の宣伝みたいなのもあったし、実際のライブ映像っぽいのを使っていたり、至る所に忖度、商売が垣間見えて割と嫌でした。集客や集金のために必要だったのかもしれませんが、やりすぎ。主題歌だけ歌っておけば良いんですアーティストは。旧ジャニーズや秋元の手駒たちにも同様ですよ!!
ここ以外の部分は中々良かったと思います!
そしてミンナノウタ続編のあのこはだあれも見に行きましたよ〜。残念賞!
ミンナノウタで作られた良い雰囲気がぶち壊し!前作の伏線回収とかはあったものの全然怖くない、意味わからない、面白くないの三拍子でした。最近見たのに内容全然覚えてないけどぼんやりつまんなかったなという感想だけは残ってます。
それに冷やかしで見に来た中高生にも鼻で笑われてました。情けない。
やはりミンナノウタはまぐれか金かだったことが証明されてしまった清水崇でした。
このシリーズをみるならミンナノウタのみで良いと思いますよ〜。うんち!!
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クリスティ
おすすめ度 3.5/5
U-NEXTでみました
(あらすじと感想戦)
洋画ホラーです。知ってる人少ないかもですね。あらすじを説明すると、ほぼ無差別的な殺人を行う妙な集団に目をつけられてしまうクリスティはホリデーシーズンに1人だけ寮に残ることになってしまいます。そのとき件の集団に襲われ、さらにクリスティを心配して迎えにきてくれた彼氏まで殺されてしまいます。しかし彼氏の死をキッカケに覚醒し、意地とガッツでキラーたちを返り討ちにするアクションホラーといった感じですね。
女性が活躍するホラーは面白い!これぞ男女共同参画社会ですね!サプライズやウィリーズワンダーランドと同じで悪役がパワフルな主人公にかまされていくのは見ていて爽快爽快大爽快です。筋立った勧善懲悪映画はそれだけで面白いです!
しかも逆転要素もあるんですね〜。爽快の塊かよ〜。覚醒って言いましたが、クリスティちゃん彼氏が殺されてしまうまでやられっぱなしだったんですよ。侵入され部屋は荒らされ仲良しの警備員は殺されさらに彼氏まで。。。しかしこれが逆鱗に触れてしまったのかレイジモード突入、怒涛の連続キルをかましてくれます。やられっぱなし側がやり返すのは爽快です。やっぱり爽快は正義なんです!!
タイトル聞いたことなかったんで見る前あんま期待してなかったんですが、ストーリーや演出も良く結構面白かった!!おすすめ!
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おすすめ度 3.5/5
U-NEXTでみました
(あらすじと感想戦)
子供にのみ感染する危険な感染症を媒介するゴキブリを駆除するために生物学者の主人公スーザンはキメラ生物"ユダの系統"を開発し感染症の根絶を実現させます。ユダの系統に生殖能力は無く役目を終えた後は絶滅する計画でしたが数年後、ユダの系統はなんと生き残っており、さらに繁殖していたことが判明。しかも”人に擬態"して”人を捕食"するようになっていた。。。という虫ホラーとなっています。タイトルのミミックは擬態を意味する英単語mimicですね~。
まあとにかく気持ち悪い。ただ褒めるべき気持ち悪さです。人に化ける虫という視覚的、設定的な気持ち悪さ、虫特有の不快感からくる気持ち悪さ、そして虫はいたるところに大量にいるという潜在的な恐怖感を味わえます。映画のあらすじを見た視聴者が作品に求めるものを全部達成している優等生だと私は思います。
ただラスト近くに虫の巣が映る本当に気持ち悪いシーンがあったのでそこだけは注意。ほんまにキモかった。おぇ〜〜。
またミミックはシリーズが3まで続いていて私は2まで見終わっています。2も無難におもしろキモい映画でした。3はまだ見てませんが(3でシリーズが終わっていることもあり不安さもぬぐえませんが)、とても良いシリーズだと思います。気持ち悪くなりたい人にはおぬぬめですよ〜。
あとミミック1はギレルモデルトロ監督作らしいです。彼がマネジメントしているNetflixのギレルモデルトロの脅威の部屋シリーズも面白かったのでそちらも合わせておすすめしておきますね。
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ノセボ
おすすめ度 4/5
U-NEXTでみました
(あらすじと感想戦)
北欧のホラー映画です。ジャンルは区分が難しいですが、民俗系ホラーでしょうか。
巨大なダニを纏う腐った野犬を見た日から体調を崩しているやり手の服飾系キャリアウーマン、クリスティーン(まさかのクリスティ被り)のもとへインドネシア出身の家政婦ダイアナがやってきます。彼女は家事の他にも民俗療法に精通しており体調の優れないクリスティーンへ治療を施していくが、、、、、といったストーリー。
近代的な北欧の暮らしとインドネシアの魔女伝説をマッチさせたとても良い作品で私は好きです。光や白を彷彿とさせる北欧の明るい暮らしに、暗さを加えるかの如くアジア民俗文化要素が入り込み、そしてさらに影をさすかのような野犬やダニの描写。終始不穏さが拭えません。家政婦が何か鍵を握っているのは確かですがラストまで真意は明らかにならない。。不安を煽られます。素晴らしい。シナリオも良くラストはかなり居心地が悪くバッドエンド寄り。ちなみに描写も激しく結構ぶちまかされます。
ノセボの監督はビバリウムの方なのですが、ビバリウムよりも精錬されていると思います。今年見た中でもおすすめの部類です!!
あと豆知識でタイトルのノセボというのはノセボ効果というプラシーボ効果と逆の意味をもつ言葉から来ているっぽいですね。プラシーボ効果は「ポジティブな思い込みにより偽薬でも治療にとって良い影響が出ること」ですが、ノセボ効果は「ネガティブな思い込みにより偽薬でも治療にとって悪い影響が出ること」だそうです。
この映画でいうと民間療法が偽薬を連想させますが、果たして民間療法は思い込みなのでしょうか?というか民間療法から想起されるのはどちらかというとプラシーボ効果の方ではないでしょうか?それにここでいう悪い効果とは一体なんなんでしょうね。。
私の考えではこのノセボというタイトルは主人公クリスティーン目線なのではないかと。。。
ふふふ、詳しいことは見てからのお楽しみですよ。。
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一旦終わりです。。。
まだまだストックは大量にあります。リアルに40本くらいです。。
つまりこのコーナーはあと10回は続くってこと???!!!
え!!!??!?!
ネタ切れ知らずじゃん!!
第三回は多分1ヶ月後やろうなぁぁ。。。あ~~時間が欲しい!!!
(終わり)
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